女性画家 ヒルマ・アフ・クリントを知っている?
わが家では今謎の画家ヒルマ・アフ・クリントン(1862~1944)に 大きな関心が注がれている。手に入れたチラシで名前と作風をはじめて知っ たが、この画家はスウェーデン出身の女性画家。その作品はカンディスキー の抽象絵画が浮かんできたり、曲線を多用する柔らかくて遊び心に満ちた 表現はミロのユーモラスな作品にもむすびつく。 どこの美術館でも置いてある他館の展覧会のチラシで思わず足がとまり手に...
View Articleミューズにとどけ追っかけ陶磁器! 加藤卓男 金城次郎
加藤卓男の‘三彩花器 爽容’(1990年) ‘ラスター彩芥子文六方器’(1978年) ‘青釉銀華花形花器’(1975年) 金城次郎の‘三彩厨子甕’(20世紀 日本民藝館) ‘線彫魚文大皿’(1972年)...
View Articleミューズにとどけ追っかけ陶磁器! 井上萬二 三浦小平二
井上萬二の‘白磁丸形壺’(1970年) ‘青白磁彫文鉢’(1987年 東博) ‘白磁緑釉彫文花瓶’(1990年) 三浦小平二の‘青磁飾り壺 牧童’(1990年 ギメ東洋美) ‘青磁飾り筒 馬’(1992年)...
View Articleミューズにとどけ追っかけ陶磁器!金重陶陽 山本陶秀 伊勢崎淳
金重陶陽の‘備前大破釜’(1938年) ‘備前手鉢’(1964年) 山本陶秀の‘備前緋襷花入’(1982年) 伊勢崎淳の‘備前長方皿’(2006年 東近美) ‘風雪’(2013年)...
View Article大倉集古館で11/2から‘志村ふくみ展’!
‘秋霞’(1959年 京近美) ‘湖北残雪’(1981年 東近美) 今年は浮世絵展の大当たりで、満足度の高い特別展が4つ行われた。‘鳥文斎 栄之展’(1~3月 千葉市美)、‘大吉原展’(3~5月 東芸大美)、‘浮世 絵の別嬪さん’(4~6月 大倉集古館)、‘広重展’(7~9月 あべのハル カス美)。このなかで展示情報がひょいと入ってきて急遽出かけたのが大倉...
View Article映画‘会議は踊る’の楽しみ方!
アレクサンドル皇帝の影武者と恋人クリステル 二人がキスするのを声をだして阻止する猿 アレクサンドル皇帝とのキス券のアナウンス お金を払ってキス券を受け取る老若淑女 慈善キス興業に長蛇の列 今年手に入れた映画の中古DVDで一番の収穫は‘会議は踊る’(ドイツ...
View Article2025年2月 三井記念美で‘円空展’!
円空の‘両面宿儺坐像’(17世紀 千光寺) 今年頭にあった展覧会はおおよそ出かけてきたので、関心は来年の特別展の ほうに移っている。情報の多くは11/25に発売される‘芸術新潮1月増刊号 これだけは見ておきたい2025年美術展 ベスト25’で明らかになると 思われるが、それと並行して主だった美術館のHPをサーフィンし来年の展示 計画をチェックしている。...
View Article2025年1月~2月 愛知県美で‘クレー展’!
‘赤、黄、青、白、黒の長方形によるハーモニー’(1923年 パウル・クレー・センター) ‘天使というよりむしろ鳥’(1939年 パウル・クレー・センター)...
View Articleベルギーのアーティスト、フォロンって誰れ?
愛知県美で来年1月に行われる‘クレー展’とコラボする展覧会があるというので、あてずっぽで一度足を運んだ名古屋市美のHPを開いてみた。するとギョッギョッとするチラシがでてきた。‘空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン展’(1/11~3/23)。このフォロン(1934~2005)という画家は一体誰れ? ベルギーを代表するアーティストと記されているが、まったく知らない。...
View Article2025~28年に開催される2つの‘ゴッホ展’!
‘夜のカフェテラス’(1888年 クレラー=ミュラー美) ‘アルルの跳ね橋’(1888年 クレラー=ミュラー美) 本日発売された‘芸術新潮 これだけは見ておきたい2025年美術展...
View Article府中市美の‘ミュシャ展’!
‘クオ・ヴァディス’(1904年 堺アルフォンス・ミュシャ美) ‘ハーモニー’(1904年 堺アルフォンス・ミュシャ美) ‘目を閉じた少女’(1920年頃 堺アルフォンス・ミュシャ美) ‘女占い師’(1917年 堺アルフォンス・ミュシャ美) ‘羽根’(1899年 株式会社インテック) 府中市美に出かけ駆け込みセーフで‘ミュシャ...
View Article来年夏 京近美で‘きもののヒミツ 友禅のうまれるところ’!
森口華弘の‘友禅訪問着「彩華」’(1985年 京近美) 来年の夏、京近美で京都の着物、近代以降の友禅染を中心とした着物の展覧会、‘きもののヒミツ 友禅のうまれるところ’(7/19~9/15)が開催される。‘芸術新潮 これだけは見ておきたい2025年美術展 ベスト25’(1月増刊号)に載っている森口華弘の‘友禅訪問着「彩華」’をみて即京都旅行を決めた。...
View Article平常展示も楽しめる府中市美術館!
高橋由一の‘墨水桜花輝耀の景’(1874年) 青木繁・福田たねの‘逝く春’(1906年) 青木繁の‘海景’(1904年) 安井曾太郎の‘安倍能成君の像’(1955年) コランの‘フロレアル(花月)’(1886年頃) 久しぶりに出かけた府中市美ではメインディシュの‘ミュシャ展’に大きな オマケがついていた。ここで開催される特別展をみたあとはミュージアムシ...
View Articleミュシャとサラ・ベルナ―ル!
‘ジスモンダ(左)’(1895年)と‘メディァ(右)’(1898年) ‘ジスモンダ’のポスターの前に座っているミュシャ 1898年頃 女優サラ・ベルナール 棺桶で眠るベルナール ‘聖なる怪物’と呼ばれた サラ・ベルナール劇場(現パリ市立劇場)...
View Article2025年 日本画・洋画の回顧展!
上村松園の‘わか葉’(1940年 名都美) 高島野十郎の‘蝋燭’(1912~26年 福岡県美) 展覧会の訪問計画を立てるとき、まず優先的に選ぶのが贔屓の画家や陶芸家 であったり、お目にかかった作品は少ないがとても気になっているアーティ ストの回顧展。来年も今年同様、出かけたくなる日本画家と洋画家のものが ‘芸術新潮 これだけは見ておきたい2025年美術展 ベスト25’(1月...
View Article来年秋、京博で究極の‘宋元仏画展’!
国宝 ‘孔雀明王像’(北宋11∼12世紀 仁和寺) 牧谿の国宝 ‘観音猿鶴図’(南宋13世紀 大徳寺) 来年、日本美術および中国絵画関連の展覧会では京都、奈良、大阪の美術館 で開催されるビッグな特別展が話題が独占することになりそう。大阪・関西 万博開催とコラボすることもあり、名品、お宝がどどっと関西に集結する感 じである。 ☆‘日本、美のるつぼ’ (4/19~6/15 京博)...
View ArticleサプライズMAXの‘山本芳翠展’!(1)
‘浦島’(1893~95年 岐阜県美) ‘磐梯山破裂之図’(1888年 三の丸尚蔵館) ‘秋の奥日光’(1890年 上野精養軒) ‘勾当内侍月詠之図’(1877年 三の丸尚蔵館) ‘灯を持つ乙女’(1892年 岐阜県美)...
View ArticleサプライズMAXの‘山本芳翠展’!(2)
‘裸婦’(重文 1880年頃 岐阜県美) ‘西洋婦人像’(1882年 東芸大) ‘眠れる女’(1893年 福富太郎コレクション資料室) ‘月下の裸婦’(1882~86年 愛知県美) ‘花を抱く少女’(1886年 千葉市美) 作品が重文に指定された洋画家は13人いるが、山本芳翠の絵では‘裸婦’が 2014年に重文となった。所蔵しているのは今回の回顧展を開催している...
View Articleダブル回顧展 ‘オディロン・ルドン’!
‘蜘蛛’(1887年 岐阜県美) ‘ゴヤ頌 沼の花、悲しげな人間の顔’(1885年 岐阜県美) ‘眼をとじて’(1890年 岐阜県美) ‘青い花瓶の花’(1912~14年頃 ひろしま美) ‘黒い花瓶のアネモネ’(1905年頃 岐阜県美)...
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