Anytime アート・パラダイス! 歌川国芳(14)
‘子供あそびのうち 川がり’(19世紀) ‘当盛花合’(19世紀) ‘当世商人日斗計 日九時’(19世紀) ‘橋間のすずみふね’(19世紀) ‘両国夕涼之図’(19世紀) 国芳は猫が大好きだったので猫を人間に変身させおもしろい戯画をつくった り、髑髏のパーツに猫を使うという誰も思いつかないことを考える。...
View Article汐留美の‘クールベと海’展!
‘フランシュ=コンテの谷、オルナン付近’(1865年 茨城県近美) ‘エトルタ海岸、夕日’(1869年 新潟県近美・万代島近美) ‘波’(1869年 愛媛県美) ‘波’(1870年 オルレアン美) ‘シヨン城’(1874年 ギャルリ・ミレー) 東京都にでていた緊急事態宣言が6/1から20まで延長されたが、美術館...
View Article待望の‘イサム・ノグチ展’!
‘ヴォイド’(1971年 和歌山県近美) ‘あかり’(1969年) ‘無題1987年’(1987年 イサム・ノグチ財団・庭園美) ‘ねじれた柱’(1982~84年 庭園美) ‘カエリ’(1984年) 新橋でクールベをみたあと大きな期待を寄せていた‘イサム・ノグチ...
View Articleもうすぐはじまる東博の‘国宝 聖林寺十一面観音’展!
昨年同様、今年も美術館で計画されている展覧会は新型コロナの感染の状況 次第によって大きく振り回されている。緊急事態宣言がでると美術館自体が 休館せざるをえなくなるので鑑賞意欲がガクンとトーンダウンする。その ため、正直なところ注目の展覧会であっても以前のようにだんだんと高まる 期待感やわくわくするような心の高揚が生じてこない。 例えば、今月の22日から東博ではじまる‘国宝 聖林寺十一面観音’展...
View ArticleAnytime アート・パラダイス! 歌川広重(1)
‘魚づくし 鯉’(1830~1844年) ‘鮎’ ‘鯛’ ‘伊勢海老と芝えび’ ‘鮑とさより’ 魚料理にはいろいろな調理法がある。刺身、焼き魚、煮たもの、鍋、ゆで上 げたもの、てんぷら、フライ。わが家の食卓にのぼるのは焼魚(さんまの塩 焼き、あじの開き、ブリの照り焼き)、てんぷら(海老、きす)、フライ...
View ArticleAnytime アート・パラダイス! 歌川広重(2)
‘月の雁’(1835~37年) ‘雪中椿に雀’(1832~35年) ‘旭日松に鷹’(1832年) ‘獅子の児落し’(1832~35年) ‘桜に猿’(1833~34年)...
View ArticleAnytime アート・パラダイス! 歌川広重(3)
‘平清盛怪異を見る図’(1840年代中頃) ‘命図’(1848~54年) ‘春遊び福大黒 鼠の所作事’(19世紀) ‘狂戯天狗之日待 俳風狂句’(1830~44年) ‘即興かげぼしづくし 石燈篭 鷹にとまり木’(1830~44年) 風景画の浮世絵師としてイメージが定着している広重にびっくり仰天の絵が...
View ArticleAnytime アート・パラダイス! 歌川広重(4)
‘木曽路之山川’(1857年) ‘武陽金澤八勝夜景’(1857年) ‘阿波鳴門之風景’(1857年) ‘本朝三景之内 陸奥松島風景’(1856年) ‘本朝三景之内 近江八景奇縮一覧’(1856年) 西洋画でも日本画でも浮世絵でも作品を見た瞬間グッとくる場合、それは色 彩の鮮やかなこと、思わず惹きこまれる巧みな構図、視点のおもしろさ、...
View ArticleAnytime アート・パラダイス! 歌川広重(5)
‘阿波鳴門の風波’(1855年) ‘本朝名所 相州江ノ嶋岩屋之図’(1833年) ‘薩摩 坊ノ浦双剣石’(1853~57年) ‘甲陽猿橋之図’(1842年) ‘東海道五捨三次之内 箱根湖水図’(1833~36年) アート作品の独創性というのはたいそうなことである日突然作家の頭の中に...
View ArticleAnytime アート・パラダイス! 歌川広重(6)
‘東海道五捨三次之内 庄野 白雨’(1833~36年) ‘東海道五捨三次之内 四日市 三重川’(1833~36年) ‘木曾海道六捨九次之内 洗馬’(1835~38年) ‘諸国名所 宇治川ほたるがりの図’(1835~36年) ‘江戸高名会亭尽 両国’(1835~42年) 広重は風景画に人物をいれるときはいろいろなヴァリエーションをつくり、...
View ArticleAnytime アート・パラダイス! 歌川広重(7)
‘甲斐夢山裏不二図(左)駿河不二ノ沼図(右)’(1848~54年) ‘東都洲崎朝景図(左)高輪夜景図(右)’(1851年) ‘武相名所手鑑 六郷渡舟’(1853年) ‘武相名所手鑑 浦賀総図’(1853年) ‘日光山裏見ノ滝(左)霧降ノ滝(中)華厳ノ滝(右)’(1849~51年) 広重の肉筆風景画で魅了され続けているのが‘天童広重’。これは出羽国天童...
View ArticleAnytime アート・パラダイス! 歌川広重(8)
‘東都名所 高輪之明月’(1831年) ‘名所江戸百景 深川洲崎十万坪’(1857年) ‘東都名所 吉原仲之町夜桜’(1832~39年) ‘東都名所 佃 月夜之図’(19世紀) ‘東都名所之内 高輪廿六夜之図’(19世紀) 風景画は描く場所が折り紙付きの絶景のほうがかえって難しいかもしれない。...
View ArticleAnytime アート・パラダイス! 歌川広重(9)
‘東都名所 御殿山花見 品川全図’(1832~42年) ‘東都両国遊船之図’(19世紀) ‘名所江戸百景 猿わか町よるの景’(1856年) ‘伊勢参宮宮川の渡し’(19世紀前半) ‘風流をさなあそび(男)’(1830~34年) 広重は江戸の桜の名所を三枚続きのワイドスクリーンを使って描き江戸っ子...
View ArticleAnytime アート・パラダイス! 歌川広重(10)
‘名所江戸百景 亀戸梅屋敷’(1857年) ‘名所江戸百景 鎧の渡し小網町’(1857年) ‘山海見立相撲 相模大山’(1858年) ‘木曾海道六拾九次之内 大井’(1835~38年) ‘東都名所 霞ヶ関夕景’(1835年) 広重の回顧展はこれまで運よく片手くらい遭遇することができたが、そのう...
View ArticleAnytime アート・パラダイス! ホイッスラー(1)
‘バターシーの古橋 青と金のノクターン’(1872~75年 テート美) ‘オールド・ウェストミンスターブリッジの最後’(1862年 ボストン美) ‘茶色と銀色:オールド・バターシーブリッジ’(1859~63年 アディソン美) ‘肌色と緑色の黄昏:バルパライソ’(1866年 テート美) ‘海’(1866年 フリック・コレクション)...
View ArticleAnytime アート・パラダイス! ホイッスラー(2)
‘シシリー・アレキサンダー嬢’(1872~74年 テート美) ‘白衣の少女(白のシンフォニー)’(1862年 ワシントンナショナルギャラリー) ‘白のシンフォニーNo.2’(1864年 テート美) ‘白のシンフォニーNo.3’(1867年 バーバー美) ‘画家の母’(1883年 オルセー美)...
View ArticleAnytime アート・パラダイス! ホイッスラー(3)
‘磁器の国のプリンセス バラ色と銀’(1864年 フリーア美) ‘青と金色のハーモニー:ピーコックルーム’(1877年 フリーア美) ‘紫とバラ色:6つのマークのランゲ・ライゼン’(1864年 フィラデルフィア美) ‘紫と金色のカプリッチォ:金屏風’(1864年 フリーア美) ‘肌色と緑のヴァリエーション:バルコニー’(1864年 フリーア美) 鳥居清長の‘美南見十二候...
View ArticleAnytime アート・パラダイス! セガンティーニ(1)
‘アルプスの真昼’(1891年 セガンティーニ美) ‘アルプスの真昼’(1892年 大原美) ‘グラウビュンデン地方の衣装’(1887年 セガンティーニ美) ‘悪しき母たち’(部分 1894年 ベルヴェデーレ宮)...
View ArticleAnytime アート・パラダイス! セガンティーニ(2)
‘ギャロップで走る馬’(1887年 ミラノ市近美) ‘水を飲む茶色の雌牛’(1892年 セガンティーニ美) ‘アルプス三部作 生’(1896~99年 セガンティーニ美) ‘自然’ ‘死’ これまでみたセガンティーニ(1858~1899)は‘アルプスの真昼’と ‘悪しき母たち’が強く心に刻まれているが、雄大なアルプスを背景にして描...
View ArticleAnytime アート・パラダイス! ホドラー(1)
‘樵夫’(1910年 大原美) ‘春’(1901年 フォルクヴァング美) ‘夜’(1890年 ベルン美) ‘遠方からの歌’(1906年 ザンクト・ガレン美) ‘自画像’(1914年) 倉敷にある大原美へは広島で仕事をしていたとき数回足を運んだ。コレクシ ョンのなかにはゴーギャンとかエル・グレコ、モネの傑作が含まれているか...
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