美術館に乾杯! 東京国立博物館 その十九
‘白磁鳳首瓶’(重文 唐時代7世紀) ‘三彩龍耳瓶’(重文 唐時代8世紀) ‘青磁輪花鉢’(重文 南宋時代12~13世紀) ‘青花魚藻文壺’(重文 元時代14世紀) ‘粉彩梅樹文皿’(重文 清時代1723~35年) やきもの優品を集めた企画展を開催する美術館ですぐ思い浮かぶのは五島美、...
View Article美術館に乾杯! 東京国立博物館 その二十
‘大井戸茶碗 銘有楽’(朝鮮時代16世紀) ‘彫三島茶碗 銘木村’(朝鮮時代17世紀) ‘志野茶碗 銘振袖’(桃山時代16~17世紀) ‘鼠志野鶺鴒文鉢’(重文 桃山時代16~17世紀) ‘織部扇形蓋物’(桃山時代17世紀) やきもの鑑賞は絵画、彫刻とともに展覧会訪問の楽しみのひとつ。そのため、...
View Article美術館に乾杯! 東京国立博物館 その二十一
野々村仁清の‘色絵月梅図茶壺’(重文 17世紀) ‘色絵花鳥文大深鉢’(重文 江戸時代17世紀) ‘色絵飛鳳図輪花大皿’(江戸時代17世紀後半) ‘染付雪景山水図皿’(江戸時代18世紀) ‘信楽一重口水指 銘柴庵’(重文 桃山~江戸時代16~17世紀) 野々村仁清の色絵茶壺は東博でみた月と梅の樹を描いたものが最初の体験だ...
View Article美術館に乾杯! 東京国立博物館 その二十二
国宝‘片輪車蒔絵螺鈿手箱’(平安時代12世紀) ‘花鳥堆朱長方形箱’(南宋時代13世紀) ‘浜松図真形釜’(重文 室町時代15世紀) 国宝‘太刀 銘吉房’(鎌倉時代13世紀) 国宝‘刀 金象嵌銘正宗’(鎌倉時代14世紀) 東博にある工芸のお宝でとくに気に入っているのが蒔絵の手箱や硯箱。つい...
View Article美術館に乾杯! 東京国立博物館 その二十三
高村光雲の‘老猿’(重文 1893年) 鈴木長吉の‘鷲置物’(重文 1893年) 初代宮川香山の‘黄釉銹絵梅樹図大瓶’(重文 1892年) 並河靖之の‘七宝花蝶文瓶’(1892年) 濤川惣助の‘七宝富嶽図額’(重文 1893年) 東博本館の1階は入館し導線を左へ時計回りに進んでいくとまずミュージア...
View Article美術館に乾杯! 東京国立博物館 その二十四
高橋由一の‘酢川にかかる常盤橋’(1881~82年) 浅井忠の‘春畝’(重文 1888年) 曽山幸彦の‘武者試鵠’(1890年) チャールズ・ワーグマンの‘飴売’(1870年代) アントニオ・フォンタネージの‘不忍池’(1878年)...
View Article美術館に乾杯! 東京国立博物館 その二十五
岸田劉生の‘麗子微笑’(重文 1921年) 黒田清輝の‘湖畔’(重文 1897年) 黒田清輝の‘舞妓’(重文 1893年) 青木繁の‘日本武尊’(1906年) 藤島武二の‘静’(1916年) 明治以降、数多く描かれた日本の洋画でもっとも魅了されているのは岸田劉生...
View Article静嘉堂文庫 来年 丸の内に移転!
国宝‘曜変天目’(南宋時代12~13世紀) 俵屋宗達の国宝‘源氏物語関屋澪標図屏風’(1631年) ‘平治物語絵巻 信西巻’(重文 鎌倉時代13世紀) 馴染みの美術館に関して、ひとつ嬉しい話がでてきた。世田谷にある静嘉堂 文庫美が来年、展示ギャラリーを丸の内の明治生命館1階に移転させるとい う。これまで何度も通った静嘉堂文庫は到着するまでちょっと時間がかかる。...
View Articleビッグニュース! メトロポリタン美展 来年2月開催
カラヴァッジョの‘合奏’(1595年) ラ・トゥールの‘女占い師’(17世紀) フェルメールの‘信仰の寓意’(1673~75年)...
View Article今秋 世田谷美でグランマ・モーゼス展!
101歳の誕生日のグランマ・モーゼス(1961年9月7日) ‘農場の引越し’(1951年) 世田谷美では今年の秋、‘グランマ・モーゼス展ー素敵な100年人生’ (9/14~11/7)が開催される。グランマ・モーゼス(モーゼスおばあ ちゃん)と呼ばれてアメリカ国民から愛されている女流画家、アンナ・メア リー・ロバートソン・モーゼス(1860~1961)は75歳のとき本格...
View ArticleAnytime アート・パラダイス! 葛飾応為
葛飾応為の‘吉原格子先之図’(1844~54年 太田記念美) 葛飾北斎&応為の‘菊図’(1840~49年 北斎館) 葛飾北斎&応為の‘扇面流し図’(1849年 東博) TVの美術番組というとNHKの‘日曜美術館’とTV東京の‘新美の巨人たち’を 毎週のお楽しみにしている美術ファンは多くいると思われるが、今は 以前ほど熱心にみていない。とくに‘美の巨人たち’は新しい番組づくりに...
View ArticleAnytime アート・パラダイス! 追っかけ国宝仏像
‘聖林寺 十一面観音立像’(奈良時代760年代) ‘法華寺 十一面観音立像’(平安時代9世紀前半) ‘観心寺 如意輪観音坐像’(平安時代836~40年頃) 来月、東博で待望の展覧会がはじまる。昨年お出ましの予定だった聖林寺の 国宝‘十一面観音立像’がようやく東京に登場するのである。展示の会期は...
View ArticleAnytime アート・パラダイス! 黄山
加山又造の‘黄山霧雨’(1982年) 加山又造の‘黄山湧雲’(1982年) 加山又造の‘黄山煙雨’(1982年) 平山郁夫の‘神峰黄山雲海図’(2006年 平山郁夫シルクロード美) 旅行が趣味の人にとって新型コロナ感染の影響は限りなく大きい。わが家も そういう人たちと同じ気持ちを共有している。昨年は楽しみにしていたアメ...
View ArticleAnytime アート・パラダイス! 喜多川歌麿(1)
‘台所’(1794~95年 ニューヨーク公立図書館) ‘針仕事’(18世紀 大英博) ‘鮑取り’(1797~98年 ミネアポリス美) ‘汐汲’(18世紀 メトロポリタン美) ‘農家の秋’(18世紀 たばこと塩博)...
View ArticleAnytime アート・パラダイス! 喜多川歌麿(2)
‘画本虫撰 ひくらし くも’(1788年) ’潮干のつと さざえ 貝殻’(1787~89年) ‘百千鳥狂歌合 みみずく うそ’(1790年) ‘百千鳥狂歌合 鷺’(1790年) ‘百千鳥狂歌合 鳩’(1790年) 小さい頃、夏休みはトンボや蝉とりが大きな楽しみで夕方暗くなるまであ ちこち動きまわっていた。また、朝早く起きて、スズメバチの恐怖をかい...
View ArticleAnytime アート・パラダイス! 喜多川歌麿(3)
‘当時三美人’(1789~95年) ‘難波屋おきた’(1793年頃) ‘高島おひさ’(1793年頃) ‘富本豊ひな’(1793年頃) 歴史や美術の教科書で浮世絵に出会ったころ、まず覚えたのは菱川師宣の ‘見返り美人’、葛飾北斎の‘赤富士’、東洲斎写楽の役者絵、喜多川歌麿 (1753~1806)の美人大首絵。今では美人画というとほかに鈴木...
View ArticleAnytime アート・パラダイス! 喜多川歌麿(4)
‘化物の夢’(1800~01年 フィッツウィリアム美) ‘母と子’(18世紀 メトロポリタン美) ‘栗を持つ山姥と金太郎’(1804~05年 平木浮世絵財団) ‘めんない千鳥図’(1789~91年 鎌倉国宝館) ‘わか夷’(1788年 V&A美) 喜多川歌麿(1753~1806)の描く母子像にかぎりない愛着をおぼえ...
View ArticleAnytime アート・パラダイス! 喜多川歌麿(5)
‘歌撰恋之部・物思恋’(1793~94年 ギメ美) ‘北国五色墨・川岸’(1794~95年 ギメ美) ‘婦人人相十品・煙草の煙を吹く女’(1792~93年 シカゴ美) ‘衝立の男女’(1797年 ボストン美) ‘行灯の灯りで文読む女’(18世紀 メトロポリタン美)...
View ArticleAnytime アート・パラダイス! クールベ(1)
‘絶望’(1843年) ‘恐怖におののく男’(1843~45年 オスロ国立美) ‘自画像、パイプの男’(1848~49年 モンペリエ ファーブル美) ‘ボードレールの肖像’(1848~49年 ファーブル美) ‘出会い’(1854年 ファーブル美) 先週の‘日曜美術館’に登場したクールベ(1819~1877)は予想通...
View ArticleAnytime アート・パラダイス! クールベ(2)
‘ジュリエット・クールベの肖像’(1844年 プティ・パレ美) ‘眠る糸紡ぎ女’(1853年 ファーブル美) ‘グレゴワール小母さん’(1855年 シカゴ美) ‘窓辺にいる3人のイギリスの少女’(1865年 ニュ・カールスベア美) ‘女とオウム’(1866年 メトロポリタン美) 肖像画ではモデルの人物は立ち姿、椅子に座っている姿などいろんな形で描...
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