待望の‘佐竹本三十六歌仙絵’展!
‘佐竹本三十六歌仙絵 小野小町’(重文 鎌倉時代 13世紀) ‘大中臣能宣’(サンリツ服部美) ‘藤原兼輔’ ‘藤原高光’(逸翁美) 京博ではじまった’佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美’(10/12~11/24) をみてきた。この秋に開かれる日本美術関連の展覧会ではもっとも関心の高 かったのがこの特別展。もとは絵巻物だったものが36歌仙一人ずつに分割...
View Article佐竹本歌仙絵のプラスαに名品が結集!
国宝‘三十六人家集 躬恒集’(平安時代 12世紀 本願寺) ‘紫式部日記絵巻断簡’(重文 鎌倉時代 13世紀 東博) ‘西行物語絵巻’(重文 鎌倉時代 13世紀 文化庁) 鈴木其一の‘三十六歌仙図屏風’(部分 江戸時代 19世紀)...
View Article美術館に乾杯! 足立美術館 その七
土田麦僊の‘黄蜀葵’(1932年) 小茂田青樹の‘蝉’(1930年) 速水御舟の‘新緑’(1915年) 徳岡神泉の‘菖蒲’(1954年) 日本画家との密着度は遭遇する回顧展の回数に関係することが多い。だから、 まずは回顧展を体験したい。そして理想は2回、そうすると画業全体がおお よそつかめ愛着が湧いてくる。小野竹喬(1889~1979)らと活動を...
View Article美術館に乾杯! 足立美術館 その八
河井寛次郎の‘海鼠瓜壷’(1931年) 河井寛次郎の‘草花図扁壷’(1939年) 河井寛次郎の‘三色扁壷’(1963年) 北大路魯山人の‘椿鉢’(1940年)...
View Article美術館に乾杯! 笠岡市立竹喬美術館
小野竹喬の‘島二作 早春(右)冬の丘(左)’(1916年) ‘新秋’(1948年) ‘野辺’(1967年) ‘樹間の茜’(1974年) 広島県は瀬戸内側の西の端が福山市で国道2号線を東に進むと岡山県に入り 笠岡市に到着する。日本画家の小野竹喬(1889~1979)はこの街の 出身で市立の竹喬美術館がある。こじんまりとした美術館だが、ここで...
View Article美術館に乾杯! 井原市立田中美術館
平櫛田中の‘幼児狗張子’(1911年) ‘尋牛’(1978年) ‘牧人’(1965年) ‘平安老母’(1949年) 山陽自動車道の笠岡ICで降りて下の方へ行くと笠岡市で上の方に位置する のが井原市。この街もすごい彫刻家を輩出している。近代日本木彫界の 最高峰といわれる平櫛田中(ひらくしでんちゅう 1872~1979)。...
View Article驚きのお宝‘螺鈿紫檀五絃琵琶’!
‘螺鈿紫檀五絃琵琶(表面)’(唐時代 8世紀 正倉院) ‘螺鈿紫檀五絃琵琶(背面)’ ‘墨画仏像’(奈良時代 8世紀 正倉院) ‘伎楽面 酔胡王’(奈良時代 8世紀 正倉院) ‘瑠璃壺’(西アジア 11世紀以前 正倉院)...
View Article松濤美に和泉市久保惣記念美の名品が集結!
‘駒競行幸絵巻’(重文 鎌倉時代 14世紀) ‘貫之集下断簡(石山切)’(重文 平安時代 12世紀) ‘伊勢物語絵巻’(重文 鎌倉時代 13~14世紀) 国宝‘青磁鳳凰耳花生 銘万声’(南宋時代 12~13世紀) ‘唐津茶碗 銘三宝’(重文 桃山時代 16世紀)...
View Article森アーツセンターギャラリーの‘バスキア展’!
‘無題’(1982年) ‘シー’(1985年 世田谷区美) ‘オニオンガム’(1983年) ‘自画像’(1984年) 六本木の森アーツセンターギャラリーで開催されている‘バスキア展’ (9/21~11/17)をみてきた。画風がフランスのデュビュッフェ (1901~1985)に似ているバスキア(1960~1988)は...
View Article美術館に乾杯! 岡山県立美術館 その一
牧谿の‘老子図’(重文 南宋時代 12~13世紀) 玉澗の‘廬山図’(重文 南宋時代 12~13世紀) 雪舟の‘倣玉澗山水図’(重文 室町時代 15世紀) 雪舟の‘雪景山水図’(室町時代 15世紀) 岡山県立美術館のある場所が岡山市のどのあたりだったか薄れてきているが、 確か県庁か市役所の近くだったような気がする。ここで五島美術館の名品展...
View Article美術館に乾杯! 岡山県立美術館 その二
雪村の‘瀟湘八景図屏風’(左隻 室町時代 16世紀) 宮本武蔵の‘鵜図’(江戸時代初期 17世紀) 浦上玉堂の‘疎松曲水図’(江戸時代 18世紀) 小野竹喬の‘夕茜’(1968年) 小野竹喬の‘一本の木’(1972年) 雪村(1490~1577)は戦国時代、東国で活躍した画僧。生まれたの...
View Article美術館に乾杯! 岡山県立美術館・倉敷市美術館
池田遙邨の‘群’(1975年 倉敷市美) 池田遙邨の‘京都タワー’(1980年 倉敷市美) 池田遙邨の‘雪へ雪ふるしづけさにをる 山頭火’(1986年 岡山県美) 岸田劉生の‘ギヤマンのある静物’(1929年 岡山県美) 片岡球子の‘舞楽 抜頭’(1967年 岡山県美) 倉敷市美は岡山県に生まれた日本画家の池田遙邨(1895~1988)...
View Article美術館に乾杯! 林原美術館 その一
岡山市の後楽園の近くにある林原美 ‘洛中洛外図屏風(池田本)’(重文 江戸時代 17世紀) ‘獅子牡丹葵紋蒔絵調度 合貝’(1628年) ‘鍋島 色絵桜御所車皿’(17世紀後半~18世紀前半) ‘鍋島 色絵蜀江文皿’(17世紀後半) 逸見東洋の‘風神雷神図堆朱盆’(1911年) 岡山市で一番の観光スポットである後楽園の近くにある林原美は一度訪問し...
View Articleナショナルズ ワールドシリーズ初制覇!
はじめてのワールドシリーズ制覇に喜ぶナショナルズナイン 7回表グリンキーから反撃のソロホームランを放ったレンドーン ワールドシリーズ第7戦はナショナルズが逆転で勝利し、はじめてのワー ルドチャンピオンに輝いた。拍手々!2連勝のあとホームで3連敗を喫し あとがなくなったナショナルズは昨日再度ビジターでアストロズを下し、 3勝3敗に持ち込んだ。今日の先発はエースのシャーザー、6戦でもう...
View Article美術館に乾杯! 林原美術館 その二
河鍋暁斎の‘閻魔(右)奪衣婆(左)図’(1879年) 上村松園の‘良宵之図’(1926年) 菱田春草の‘月夜飛鷺(陸離)’(1901年) 浦上玉堂の‘夏晩水亭図’(1815~20年) 描く絵が幅広い画題にわたっていると回顧展があるたびにその画力に感心さ せられる。河鍋暁斎(1831~1889)はそんな画家。...
View Article美術館に乾杯! 夢二郷土美術館
岡山文化ゾーンにある夢二郷土美術館 ‘秋のいこい’(1920年) ‘想い’(1926~28年) ‘遠山に寄す’(1931年) ‘立田姫’(1931年) 展覧会をみたあと図録を購入するのはいつものルーティン。本棚やら押し入 れやらに図録はどんどん侵入してわが家は美術書のミニ図書館をかかえる...
View Article美術館に乾杯! 閑谷学校・吉備津神社
国宝‘閑谷学校講堂’(1701年) 講堂の内部 国宝‘吉備津神社本殿’(1405年) 国宝‘吉備津神社拝殿の内部’(1405年) 備前焼きで知られる備前市には窯元のほかにもうひとつ人気のスポットがあ る。クルマをどう走らせたかすっかり忘れてしまったが、広島にいるとき 是非ともで出かけてみたかった閑谷学校。岡山藩主池田光政が1670年に...
View Article三井記念美の‘高麗茶碗展’!
‘大井戸茶碗 有楽井戸’(16世紀 東博) ‘御所丸茶碗 古田高麗’(16~17世紀) ‘粉引茶碗 三好粉引’(重文 16世紀 三井記念美) ‘斗々屋茶碗 銘かすみ’(16世紀 三井記念美) ここ数年いいやきもの展が続いている。2年前、東博で名品がずらっと揃っ た‘茶の湯展’があり、昨年は秋に根津美で‘新・桃山の茶陶’。そして、今年は...
View Article美術館に乾杯! 松江 田部美術館
長岡空斎の‘樂山焼色絵秋草図茶碗’(19世紀) 永原雲永の‘布志名色絵宝尽し唐草文銚子’(19世紀) 池大雅の‘杯渡尊者図’(18世紀) 池大雅の‘僊山楼閣図’(18世紀) 松江観光のひとつが松江城のお濠を小さな船で回る遊覧。今は外国人観光客 が増えたので昔よりもっと賑わっているにちがいない。この松江城の近くに...
View Article美術館に乾杯! 出雲大社・日御碕神社・三仏寺奥院(投入堂)
国宝‘出雲大社本殿’(1744年) 国宝‘秋野鹿蒔絵手箱’(鎌倉時代 13世紀 出雲大社) 国宝‘白糸威鎧’(鎌倉時代 14世紀 日御碕神社) 国宝‘三仏寺奥院(投入堂)’(11世紀後半~12世紀) 先日、日本橋の室町にある島根県のアンテナショップで嬉しい食べ物をみつ けた。広島にいたころ松江に出張したときは必ず買っていた彩雲堂の和菓子...
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