美術館に乾杯! ルーヴル美 その十四
ルーベンスの‘マリー・ド・メデイシスのマルセイユ上陸’(1625年) ルーベンスの‘フランドルの村祭り’(1638年) ヴァン・ダイクの‘チャールズ1世’(1635年) ヴァン・ダイクの‘若い貴族の肖像’(1637年) ルーヴルの絵画を展示している部屋で最も人が集まっているのはダ・ヴィン チの‘モナ・リザ’などがあるドゥノン翼の2階。ここの賑わいに較べると...
View Article美術館に乾杯! ルーヴル美 その十五
エル・グレコの‘キリストの磔刑’(1579年) ベラスケスの‘王女マルガリータの肖像’(1654年) リベラの‘羊飼いの礼拝’(1650年) ムリリョの‘乞食の少年’(1650年) マドリードのプラドへ行きエル・グレコやベラスケス、ゴヤらを存分にみる とほかの国の美術館でスペイン絵画はスルーしてもいいかなという気になる。...
View Article美術館に乾杯! ルーヴル美 その十六
レンブラントの‘バテシバの水浴’(1654年) レンブラントの‘皮を剥がれた牛’(1655年) フェルメールの‘レースを編む女’(1670年) ハルスの‘リュートを弾く道化者’(1626年以前) ヨーロッパやアメリカの名の知れた美術館を訪ねるとレンブラント (1606~1669)に出会うことが多い。だから、美術本に載って...
View Article美術館に乾杯! ルーヴル美 その十七
リゴーの‘ルイ14世の肖像’(1701年) ヴァトーの‘シテール島の巡礼’(1717年) ジェラールの‘プシュケとアモル’(1798年) ピコの‘アモルとプシュケ’(1817年) 肖像画はときにその人物の権力そのものになる。それを実感させるのが リゴー(1659~1743)が描いた‘ルイ14世の肖像’。こういう絵は...
View Article美術館に乾杯! ルーヴル美 その十八
ブーシェの‘ディアナの水浴’(1742年) フラゴナールの‘かんぬき’(1780年) シャルダンの‘食前の祈り’(1740年) シャルダンの‘桃の籠’(1768年) フランスのベルサイユ宮殿物語からすぐ思い浮かぶ人物は太陽王のルイ14 世、ルイ15世の籠姫ポンパドゥール夫人、そして首を刎ねられたマリー・...
View Article美術館に乾杯! ルーヴル美 その十九
ダヴィッドの‘ナポレオン1世の戴冠式’(1807年) ダヴィッドの‘レカミエ夫人の肖像’(1800年) ダヴィッドの‘ホラティウス兄弟の誓い’(1785年) グロの‘ペスト患者を見舞うナポレオン’(1804年) ドゥノン翼の2階がルーヴルのなかでは人気のフロア。お目当てのダ・ヴィ ンチの‘モナ・リザ’をみたあと圧倒的な大画面に息を呑むのがダヴィッド...
View Article美術館に乾杯! ルーヴル美 その二十
ドラクロワの‘民衆を率いる自由の女神’(1830年) ドラクロワの‘ダンテの小舟’(1822年) ジェリコーの‘メデュース号の筏’(1819年) ジェリコーの‘エプソンの競馬’(1821年) フランス絵画の大作がずらっと展示されているドゥノン翼の2階へ足を運ん でもっとも感激するのはロマン派のドラクロワ(1798~1863)が...
View Article美術館に乾杯! ルーヴル美 その二十一
アングルの‘グランド・オダリスク’(1814年) シャセリオーの‘風呂から上がるムーア人の女’(1854年) ゴヤの‘ラ・ソラーナ女侯爵’(1795年) コローの‘青い服の婦人’(1874年 ‘動’のドラクロワ(1798~1863)に対する‘静’のアングル (1780~1867)、ともにフランスを代表する画家として美術本に...
View Article美術館に乾杯! ルーヴル美 その二十二
コローの‘モントフォンテーヌの想い出’(1864年) ドービニーの‘沼、ロンプレの近く’(1870年) ミシャロンの‘滝、ティヴォリ’(19世紀初頭) フリードリヒの‘カラスの木’(1822年)...
View Article美術館に乾杯! ルーヴル美 その二十三
ルーヴルへの入場口になっているガラスのピラミッド ‘書記坐像’(前2600~前2350年) ‘アメンヘテプ4世’(前1365~49年) ‘監督官エビ・イルの像’(前2400年) ‘バビロン王ハンムラビの法典碑’(前1792~前1750年) ルーヴルには何度か訪れているが、古代文明の彫刻や美術工芸を一通りみた...
View Article美術館に乾杯! ルーヴル美 その二十四
‘ミロのヴィーナス’(前130~前100年) ‘サモトラケの二ケ’(前190年) ‘ランパンの騎士’(前550年) ‘夫婦の棺’(前520~前510年) ルーヴルの2大看板は絵画の‘モナ・リザ’と彫刻の‘ミロのヴィーナス’。 西洋でつくられた彫刻のなかで知名度は‘ミロのヴィーナス’が一番有名かも...
View Article美術館に乾杯! ルーヴル美 その二十五
カノーヴァの‘アモルとプシュケ’(1793年) ピュジェの‘クロトーナのミロン’(1671~82年) クストゥー1世の‘マルリーの馬’(1739~45年) ‘シュジェールの鷲’(1147年以前) ドゥノン翼1階に展示されているイタリア彫刻にミケランジェロの‘瀕死の 奴隷’・‘囚われの身’同様、大きな感動を覚える作品がある。新古典主義の...
View Articleダ・ヴィンチの自画像!
‘ルカーニアの肖像画’(NHK・BS1ダヴィンチ 幻の肖像画より) 肖像画が発見された南イタリアのサレルノ 先月、NHK・BS1で‘ダ・ヴィンチ 幻の肖像画’という美術番組 (1時間43分)が放送された。BS1はときどきこういう美術ドキュメ ントものをするが、今回は運良くアンテナに引っかかった。2018 年フランスのTV局の制作でNHKやドイツも参画している。...
View Article美術館に乾杯! オルセー美 その一
オルセー美 館内 アングルの‘泉’(1856年) カバネルの‘ヴィーナスの誕生’(1863年) ブーグローの‘ヴィーナスの誕生’(1879年) シャセリオーの‘ローマの浴室(テピダリウム)’(1853年) 海外のブランド美術館で日本と相性がいい美術館がいくつかある。例えば、 アメリカのボストン美やロシアのエルミタージュ美は何度も名画展が開か...
View Article美術館に乾杯! オルセー美 その二
モローの‘オルフェウス’(1865年) シャヴァンヌの‘海辺の娘たち’(1879年) シャヴァンヌの‘貧しい漁夫’(1881年) ドーミエの‘洗濯女’(1863年) 今度の日曜(23日)までパナソニック汐留美で行われている‘モロー展’には モロー(1826~1898)の代表作‘出現’が展示されている。この絵をみ...
View Article美術館に乾杯! オルセー美 その三
ミレーの‘晩鐘’(1857~59年) ミレーの‘落穂拾い’(1857年) コローの‘朝、ニンフの踊り’(1850年) ドービニーの‘収穫’(1851年) 西洋絵画に関心がいくと知ってる画家の数がだんだん増えていくが、とく に日本で人気の高い画家については思い入れが深くなる。ミレー (1814~1875)はそのひとり。幸いなことに山梨県美に傑作‘種を...
View Article美術館に乾杯! オルセー美 その四
ルパージュの‘干し草’(1877年) ボヌールの‘ニヴェルネ地方の耕作’(1849年) ブルトンの‘落穂拾いの召集’(1859年) カザンの‘一日の仕事の終わり’ オルセーへ何度か足を運んでいると、フランスの農民画家はバルビゾン派の ミレー(1814~1875)だけではないとわかってくる。自然主義の...
View Article美術館に乾杯! オルセー美 その五
クールベの‘オルナンの埋葬’(1850年) クールベの‘雷雨のあとのエトルタの断崖’(1870年) ホーマーの‘夏の夜’(1890年) ホイッスラーの‘画家の母親’(1883年) 画家が描いた作品をどっと集めた回顧展を一度体験するとその画家との距離 が一気に縮まる。遭遇する回顧展は国内でも海外でもいいのだが、海外の...
View Articleビッグニュース! 鏑木清方の‘築地明石町’がでてきた
鏑木清方の‘築地明石町’(1927年) 今日の朝日の夕刊に嬉しい記事が載った。なんと、長らく所在不明だった 鏑木清方(1878~1972)の‘築地明石町’がでてきた!東近美はこの 清方の代表作をほかの2点‘新富町’、‘浜町河岸’(ともに1930年)と 一緒に個人から購入したという。そして、今年の11/1~12/15まで 特別公開されるとのこと。東近美、エライ!拍手々。...
View Article美術館に乾杯! オルセー美 その六
バーン=ジョーンズの‘運命の女神の車輪’(1883年) クノップフの‘マリア・モノン’(1887年) ティソの‘舞踏会’(1885年) サージェントの‘ラ・カルメンシータ’(1890年) オルセーをまわっていると予想外の絵に出くわすことがある。それが関心を 寄せている画家のものだと足が思わずとまりいい気分になる。ラファエロ...
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