映画を観たあとはいつものルーチン作業をおこなって、My映画ファイルに
情報をごそっと詰め込んでいる。その情報はウキペディアから得られるその
映画に関するものと世の中にたくさんいる映画好きの人たちが下した評価や
感想記。つくづく思うのはそういう人たちの熱のこもった話がとてもおもし
ろく、レベルが高いこと!本職の映画評論家のブログかと錯覚するほど情報
が詰まっているものがでてきたりするから、それらを集めるとそこそこの内容のファイルが出来上がる。
これは映画をみた後のまとめの話だが、ではいい映画に遭遇するようになに
かいい情報チャネルをもっているかというと、特別の映画情報に定期的に
アクセスしていることはない。かつて観たとか古い映画ならYouTubeでも
たとえば、‘アメリカ映画ベスト50’といったものがいろいろあるからそこか
ら名作にたどりつける。だが、こうした定番のランキングには新しい映画の
秀作が入ってこないことがある。普段映画館に足を運ぶことがないから、
今年のアカデミー賞は‘〇〇‘が作品賞に選ばれたとか、‘△△’が監督賞、主演
女優賞、、を受賞したといった話にまったく入っていけない。そうすると、
どうしていい映画にぶちあたるのか、それはたまたま手に取ってみたら‘〇〇年
のアカデミー賞作品賞’と記されていたので購入した。すると、大当たりだ
った!ことが多い。
今年、それが起こったのが‘クラッシュ’(アメリカ 2004年 112分)
と‘イングリッシュ・ペイシェント’(アメリカ 1996年 162分)。
‘クラッシュ’は刑事ものだが、脚本のつくり方が所謂‘グランド・ホテル様式’で進行していく。舞台はロサンゼルス。刑事役が‘ホテル・ルワンダ’の主人公で出演していたドン・チードルだった。よくできたシナリオに感心した。観てのお楽しみ!‘イングリッシュペイシェント’も秀作で同じくアカデミー賞の作品賞に輝いている。第二次大戦末期のイタリアで看護婦がある患者を世話するが、重い火傷を負った患者が過去の出来事の断片的に甦る記憶を看護婦に伝える。なぜ、この男はこんな大けがをしたのか?、、、サハラ砂漠で何をしていたのか。作品賞受賞は即納得!