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Channel: いづつやの文化記号
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ベートーヴェンの第九!

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    第九を指揮するレナード・バーンスタイン

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      ウィーンフィルと合唱団

2週間の前の日曜日、Eテレで願ってもないクラシック音楽の番組があった。
題して名指揮者による感動の演奏!登場したのはカラヤン、バーンスタイン、
ベーム、クライバー。このうちビデオ収録したのはバーンスタイン指揮に
よるベートーヴェンの第九の第四楽章とクライバーのブラームスの交響曲
2番(全楽章)。演奏はともにウィーンフィル。第九は1979年9月に行わ
れた公演だが、最新技術を使ってリメイクしているので予想以上の画質と音
に再生されていた。

ベートーヴェンの第九は全部で90分くらいかかる長い交響曲だが、1楽章
から3楽章まではあんまりグッとこないというのが正直なところ。だが、
4楽章の‘歓喜の歌’に入ると俄然盛り上がってくる。こういう心を揺すぶる
メロデイーがずっと続くとだれが指揮しても感動するような気がするが、腕
のいい指揮者なら1.5倍増しになることは間違いない。バーンスタイン
(1918~1990)の指揮ぶりはYouTubeをみて感心していたが、TVの
大きな画面でみるとさらに高揚する。

勤めていた会社の先輩と仲間に合唱をやっているのが2人いる。趣味で合唱を
やっている人は年末に第九を歌うのが一番の楽しみなのだろう。有名な歌手
の張りのある声や超一流のウイーン合唱団のあの響きわたる歌声を聴くと目
いっぱい歌っていることがまさに‘歓喜‘であることがわかる。

今年の年末は全国の市民ホールなどで恒例の第九は行われるのだろうか、
コロナの感染のことを考えるとこれまでのような大勢での合唱は叶わないのか。
となると半分の人数で歌うことになる。でも、歓喜の歌は歌いたい。これで
納得するしかないのか。件の2人は歌うグループに入れる?


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