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Channel: いづつやの文化記号
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ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美蔵の名画が来年やって来る!

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Img_0003     Bunkamura ‘ポルディ・ペッツォーリ美展’(2014.4.4~5.25)

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美術好きになると一年の時間の流れは美術館で開催される展覧会によってつくられていく。アートと同じくらい大好きな野球も時の経過を意識させるが、こちらは4月からの半年だけ。サッカーファンにとってはヨーロッパで試合がはじまる8月から半年?はリーグ戦の日程に合わせて生活のリズムがつくられるのかもしれない。

今年の後半も2ヶ月がすぎた。9月、10月に予定している美術館巡りに心は大いに高まっているが、関心の的は来年にある展覧会にも少しづつ向かっている。今情報があるのは西洋美術関連が5つ、そして日本美術6つ。

西洋絵画の展覧会でびっくりしているのが、Bunkamuraで4/4~5/25に行われる‘華麗なる貴族コレクション展’。‘いつか行きたい美術館’(拙ブログ10/7/25)で書いたように、この美術館は2010年の1月にミラノを訪した際、入口のところまで行った。だが、残念なことにその日は休館だった。

この美術館のコレクションを日本にもってくるとは!流石、Bunkamura。ここのディレクターを木島俊介氏が務めているかぎり、Bukamuraはフルマークの美術館であり続ける。展覧会のチラシに載っているのはポッライウォーロの‘若い貴婦人の肖像’1点のみ。展示のラインナップはもう決まっているかもしれないが、そのなかに入って欲しいのはボッティチェッリとピエロ・デッラ・フランチェスカ、無理かな? さて、どんな作品構成になるのだろう。

6/28から開催される世田谷美の‘ボストン美 華麗なるジャポニスム展’も注目の展覧会。モネの人物画の傑作‘ラ・ジャポネーズ’が日本で公開されるのは確か2度目。この作品は現在修復作業が行われており、来年には色が鮮やかによみがえるとのこと。再会が楽しみ!

もう1点嬉しい作品がやって来る。ゴッホの‘ルーラン夫人’、5点ある‘ルーラン夫人’のなかで最初に描かれたのがボストン美が所蔵するもの。気に入っているのは10年前損保ジャパンで展示されたシカゴ美蔵とこのボストンにある原画。モネとゴッホの2点で美欲(My造語)は200%満たされそう。


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