今シーズン、大リーグのドジャーズに移籍したマエケン(広島カープ)がパドレス戦に先発3番手として登板し見事な投球をみせ勝ち投手になった。
拍手々!
オープン戦で安定したピッチングを続けていたので本番でも十分やれると思っていたが、これほどうまくいくとは予想してなかった。今日は6回84球投げて無失点、打たれたヒット5本、無四球。ストレートと得意のスライダーを軸にした投球は大リーグデビューとしては上々の内容。
マエケンはマー君や岩隈同様、コントロールがいいので四球で崩れるという心配がない。だから、先発としてゲームをつくっていくことがこれからも期待できそう。ただ、今日の好投は初回に打線が4点とってくれたのと対戦相手に恵まれたという面もある。パドレスは打線が弱く、この試合を含めてホームの3連戦で得点ゼロ。この打線ではシーズンははじまったばかりだが、2ヶ月たったところで低迷のため新監督が更迭される事態になるかもしれない。
敵地でスイープしたドジャーズの仲間たちをあっと驚かせたのがマエケンの打撃力、6回なんとレフトにホームランを叩き込んだ。その瞬間ベンチは大騒ぎ、みんな顔をあわせて、‘おいおい、マエケンのスイングは野手並みだな、ホームラン打ったぜ!’。投打の活躍でマエケンは監督、コーチ、選手から大きな信頼をかちとった。こういう関係ができるとマエケンも自信をもってマウンドにあがれるだろう。
次のドジャーズスタジアムでの登板に期待したい。