毎日、新聞を読んだりTVをみたりして社会とのかかわりがとぎれることなく過ごしている。だから情報はいろいろ入ってくる。そのなかで常日頃深い関心を寄せている美術や野球にはすぐ食いつく、例えば喜多川歌麿の幻の肉筆画が発見されたいう話とか、ソフトバンクと契約した松坂の話題とか。
また、TVから流れてくるおもしろいCMにも敏感に反応している。ヒットするCMで使われる言葉はやはりよくできている、気に入ったのはどこの会社のCMだったか忘れたが外人の女性が口にする‘たかお、わかった?’、これを今わが家ではとりいれている。
今年はとてもいい言葉にであった、2か月くらい前TVで登山家の三浦雄一郎さんがこんなことを言っていた。‘勇気 元気 根気’、すぐメモした。昨年5月81歳の三浦さんは3度目のエベレスト登頂に見事成功し最高齢登頂者になった。
3,4年前80歳の登頂をめざして毎日空気の薄い部屋に入り苦しいトレーニングを続けている三浦さんの姿をみて感銘を受けた。それ以降、水泳をしていて辛くなったときは三浦さんのことを思うようにしている。
そして、82歳の三浦さんからまたいい言葉をもらった。勇気はチャレンジ精神、元気は決心したらそれを毎日元気に実行すること、そしてすぐやめるのではなく根気強くやること、そういう意味だと思う。根気という言葉を今若い人は口にする?死語だろうな。
ここに紹介した絵は2012年に亡くなった日本画家、福王寺法林が描いたヒマラヤ。一連のヒマラヤシリーズに200%心を奪われている。こんな嶮しく崇高な山に三浦さんは三度も登ったのか、つくづくスゴイ人だなと思う。