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Channel: いづつやの文化記号
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ミューズにとどけ追っかけ絵画! ロスコ

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Img_20240509225301    ‘赤褐色と青’(1953年 ロサンゼルス現代美)

Img_0002_20240509225301    ‘No.9/No.24’(1949年 ハーシュホーン美)

Img_0003_20240509225301    ‘無題’(1953年 ワシントン国立美)

Img_0001_20240509225301    ‘ロスコ・チャペル’(1971年 ヒューストン)

連日マスメディアが伝える大谷翔平の活躍に刺激されて、ロサンゼルスにす
ごく憧れるようになった。NHKの大リーグ中継はドジャースの試合ばかりだ
が、大谷人気が圧倒的なので仕方がないのかもしれない。だから、ドジャー
スの試合がないときはほかの日本人選手が所蔵するチーム、たとえば巧みな
投球術で注目を集めているる今永投手(昨年までDeNA)がいるシカゴ・
カブスの試合を中継してくれることを切望している。

ロサンゼルスに心がぐっと傾いているのは大リーグの観戦のためだけではな
い。それは村上隆の展覧会で火がついた現代アートの傑作をLAにある美術館
でみたいという思いがだんだん膨らんできているから。村上隆にスポットを
あてたNHKの美術番組でLAにザ・ロードという現在アート専門の美術館
があることを知った。これでお目当てのロサンゼルス現代美のほかに有力な
ホットスポットが加わった。

ロサンゼルス現代美の名前を強く焼きつけたのはロスコ(1903~1970)
の‘赤褐色と青’。ほかにどんな作品があるかは情報が極めて薄い。そのため、
ロスコとこの美術館は強く結ばれている。アメリカで現代アートを楽しんだ
美術館としてすご思い浮かぶのはNYのメトロポリタン、MoMA、グッゲンハ
イム、そしてワシントンにあるナショナルギャラリー、ハーシュホーン美、
フィリップス・コレクション。

ロスコで今ターゲットにしているのは鑑賞の可能性がありそうなアメリカにある美術館が所蔵する作品。ワシントンで運悪く姿をみせてくれなかったハーシュホーンとナショナルギャラリー蔵のリカバリーを是非とも果たしたい。もうひとつは実行計画をつくると大旅行となりそうなヒューストンにある‘ロスコ・チャペル’。フィリップス・コレクションでロスコ・ルームを体験したのでテキサス州へも出かけたくなる。   


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