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Channel: いづつやの文化記号
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祝 ノルディック複合個人で渡部暁斗銀メダル!

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Img     20年ぶりにメダルをとった渡部暁斗

Img_0001      2位にとなった見事なジャンプ

Img_0002    クロスカントリー 残り1㎞でフレンツェルの前にでた渡部暁斗

日本選手のメダル獲得が2日続いた。今日はノルディック複合の個人ノーマルヒルで渡部暁斗(25歳)が銀メダル。この種目でのメダル獲得は20年ぶりの快挙。拍手々!

後半のクロスカントリーは金メダルの期待が高まった。ジャンプ1、2位のフレンツェルと渡部は3位以下の選手に大きな差をつけて金をかけてのマッチレース。残り1㎞、上りになって渡部が前にでたから俄然金メダルとれるか、と思った。だが、W杯で何度も優勝しているフレンツェルは強い、差はあまりつかず下り坂になると逆に渡部を追い抜きそのままゴール。残念!

五輪がはじまる前メデイアが予想するメダル候補選手のなかにこの渡部暁斗も入っていたから、30%くらいは期待していたが、ふたをあけてみたらまたダメだろうと思っていた。でも、この選手はすごい走力の持ち主だった。この力強い滑りができればもともとジャンプは得意だから、こういう結果がでてもおかしくはないのかもしれない。18日に行われるラージヒルでもメダル争いに絡んできそうだから見逃せなくなった。

ノルディック複合への関心が薄れて久しい。かつては1992年、94年と2大会連続で団体優勝をかざったからこの競技は人気の高い種目だった。ところが、欧州勢の意向でルール改正が行われ日本が得意とするジャンプの比重が下がったため勝てなくなった。クロスカントリーはやはり欧州の選手のほうが強い。どの種目でもいえることだが、オリンピックでメダルがとれないと人々の興味がうすれていくし、メディアでも取り上げられなくなる。

この競技の放映権をとったTV東京の現地ブースでキャスターをつとめていた荻原次晴が感激のあまり大泣きしていた。ノルディック複合のこの20年の苦しい競技事情のことが思いだされて感極まったのだろう。

ノルディック複合の復活ののろしをあげた渡部暁斗、はじめて見たが誰かに似ている。そう、サッカー日本代表のキャプテン、長谷部。精悍な面構えがなかなかいい。次の個人・団体戦では熱く応援したい。LIVE中継はまたTV東京?


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