今年は琳派の誕生から400年という節目の年あたる。京都では街全体で琳派イヤーを盛り上げるというし、光悦の書ややきもの、宗達、光琳などの名画を所蔵している美術館でも気合の入った特別展が開かれる。
★THE 琳派展 1/17~3/15 畠山記念美
★岡田美蔵琳派展 1/21~2/2 日本橋三越
★燕子花と紅白梅 2/4~3/3 MOA美
★燕子花と紅白梅 4/18~5/17 根津美
★琳派展 10/10~11/23 京博
★宗達展 10/24~1/31 フリーア美
このうち畠山記念の琳派コレクションはすでにみているのでパス、そしてMOAも根津で楽しむことにしているのでクルマは走らせない。
京博で開かれる琳派展はビッグなものになりそう。こういう特別の年に開かれるイベント的な展覧会は追っかけ作品に出会える最大のチャンス。リストのなかに長年残っているのが尾形光琳(1658~1716)の3つの絵、個人が所蔵する‘維摩図’、‘百人一首歌留多’と大阪市美にある‘梅図’。はたしてみれるだろうか?
乾山にも狙っている絵が2点、ひとつは個人蔵でもうひとつは根津美にあるもの。こちらはサントリー美で開催される乾山展(5/27~7/20)と京博、そして根津でめぐり合う可能性があるので光琳よりは祝杯をあげられるかもしれない。
秋にはワシントンのフリーア美でも宗達展がはじまるので琳派モードは内外で全開になる。とても楽しみ。今年はミューズにずっと祈りをささげることにしている。