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Channel: いづつやの文化記号
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鵜戸神宮と大迫力の奇岩!

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Img_0006_20240310224501    鵜戸神宮本殿

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Img_0004_20240310224501   本殿前の奇岩怪礁

Img_0005_20240310224501   飫肥藩出身の小村寿太郎

Img_0002_20240310224501    宮崎牛

Img_0001_20240310224501    宮崎県産マンゴージャムを使った人気No.1クッキー

3日目(最終日)にでかけた鵜戸神社についての情報がまったくなく、あま
り期待してなかった。ところが、バスの駐車場から20分くらい歩いて到着
した本殿がある場所の前にサプライズの光景が広がっていた。日向灘に面し
た岩窟内に建てられた本殿に祭られている神様は海幸彦と豊玉姫命のあい
だにできた‘うがやふきあえずのみこと’(神武天皇の父親)。ぐるっと本殿を
まわると途中に‘おちちいわ’というのがあり、安産・育児を願う人々の信仰の
拠り所になっている。

‘おちちいわ’の由来がおもしろい。ここの主祭神の母親の豊玉姫が子どもの
育児のため、両乳房をご神窟につけられたという。添乗員さんに言われると
たしかに乳房にみえる。岩窟を出るとパワフルな姿をみせる奇岩の塊に目を
奪られた。白波がときおりどどーっと岩に砕け散る様を時が経つのを忘れて夢中になってみていた。こんな迫力のある自然の景観を宮崎でみれるとは。大収穫!

鵜戸神社に来る前、昼食をふくめて2時間くらいいたのが飫肥城下町(おび)。九州の小京都と呼ばれているらしい。飫肥藩の武家屋敷のなかに紛れ込んだ感じになるのは山口県の萩と似ている。立派な飫肥城大手門など城の跡をみたが、もっとも関心があったのは飫肥藩出身とは知らなかった小村寿太郎(1855~1911)。生まれた場所や小村記念館などをまわって、歴史の授業で習った日露戦争後のポーツマス条約の締結や条約改正に活躍した外交官、小村寿太郎の話がよみがえってきた。歴史好きだから、敏感に反応する。

最後に宮崎牛とお土産のことをすこしばかり。この旅行の楽しみは名所観光のほかにもうひとつあった。それは都城で宮崎牛を食べること。これまで宮崎牛にまったく縁がなかった。期待していたが、とても美味しいステーキだった。肉のオプションに加えることにした。旅行ツアーでは定番のお土産店まわりでいろいろ購入した。お薦めは人気のNo.1の宮崎産マンゴージャムを使ったクッキー。どこの店でもどさっと積んである。お菓子の全国コンテストで4年連続金賞をとったというだけあって、本当に美味しい。


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