来月はサッカーのW杯がはじまるので展覧会巡りや大リーグ観戦にたいする思い入れは通常の時期に比べるとだいぶ低下することになりそう。6月にみる展覧会とでかけるタイミングについてはW杯一次リーグで日本代表が出場する試合を最優先に考えて出動する日を決めることにしている。
6月に開幕する展覧会で出かけることにしているのは、
★‘ヴァロットン展’ 6/14~9/23 三菱一号館美
★‘板谷波山展’ 6/14~8/24 泉屋博古館分館
★‘台北故宮展’ 6/24~9/15 東博
★‘ボストン美 ジャポニスム展’ 6/28~9/15 世田谷美
このなかで最も期待値の大きいのはなんといっても東博の‘台北故宮展’、博物院のお宝中のお宝である‘白菜’が展示される期間は6/24~7/7、6/24は確か日本がコロンビアと戦う日だから、出動は25日か26日、キトラ古墳壁画は2日目にでかけて1時間の待ち時間でみれたので、朝早く並ぶ作戦を実行するつもり。でも、関心のある人は同じように行動するだろうから、2時間の待ち時間は覚悟している。
この‘白菜’をはじめてみたのは22年前、二度目の鑑賞があと1ヶ月で実現すると思うと心が踊る。台北の故宮博物院が所蔵する中国の美術品のスゴさを体験しているのでこの展覧会だけは特別、だからサッカーの試合の興奮によって美術品の感動が薄められることはないだろう。
秋に東近美で行われる‘菱田春草展’(9/23~11/3)にはまだ4ヶ月あるのだか、5/7からお得なペアチケット(2000円)が発売になったので、この回顧展へ思いをはせることが多くなってきた。
なにしろ、4点の重文が全部出品される上、100点をこえる作品を集めてくるというからいやがおうでも期待は高まる。追っかけ画が全部入っているような気がしてならない。おそらく‘上村松園展’(2010年)、昨年の‘竹内栖鳳展’同様、‘春草の名画全部みせます!’スタイルの大回顧展、開幕が待ち遠しい。