Quantcast
Channel: いづつやの文化記号
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4043

You Tubeで大学の物理講義を聴講!

$
0
0

Img     京大春秋講義 ‘極限の宇宙’(理学研究科田中教授)

Img_0001     慶大理工学部講義 ‘数理物理’

最近は読んでいる本の8割方がサイエンス本になっている。サイエンスの森に入りこむきっかけになったのが科学雑誌NewtonとBSプレミアムの‘コズミックフロント’。そのおかげで宇宙や素粒子の話がだいぶわかってきた。

といっても峰の高いテーマに首を突っ込んだので、各理論の理解がどんどん進むというわけにはいかず大学クラスの数学に悪戦苦闘中。もやもや感はいつもあるがそれはあまり気にせず、時々おこる‘小さな理解のジャンプ’を信じてブルーバックスやそう難しくない専門書を読み続けている。

高校生の頃から‘求めよ、さらば与えられん!’を心に刻んでいるが、3ヶ月ほど前嬉しいことに遭遇した。なにかの拍子にYou Tubeにサイエンスや数学の話をしてくれる動画がたくさんあることに気づいた。 大学の講義が居ながらにして聴けるじゃん、これは有難い。これを求めていたのだ!で、片っ端から‘お気に入り’に登録した。

京大の市民講座に関心のあるサイエンス話が続々でてくる。画像は今年9月にアップされた春秋講義‘極限の宇宙’、アクセス数は3200ほど。よくわかるスライドで説明してくれるので理解が進む。京大は流石、物理のメッカだけあって定期的に市民に対して最新の物理の話を行っている。すばらしい。ほかにも静岡大や東北大が‘サイエンスカフェ’を開講している。

大学で学ぶ数学の講義を映した動画もいろいろある。京大、慶大、筑波大、講義の数が最も多いのが慶大の理工学部、ここに紹介したのは‘数理物理’、ときどき大阪弁でしゃべる先生の教え方がとても上手い。2012年5月頃のものだが、現在アクセス数は18万3千。理系の学生だって数学につまずく人もいるはずだから、試験にパスするためにこういうYou Tubeを熱心にみているのだろう。われわれの頃と違って今はYou Tubeで勉強できるのだから本当にいい時代!

来年はこのYou Tube講義と本を両輪にしてサイエンスの森をどんどん進んでいきたい。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 4043