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Channel: いづつやの文化記号
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今年 My‘好きな女性画’に加わった作品!

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Img  ホイッスラーの‘白のシンフォニーNo.3’(1867年 バーバー美)

Img_0001  ホドラーの‘ラルデの娘の肖像’(1876年 オスカーラインハルト美)

Img_0002       鏑木清方の‘花見幕’(1938年 島根県石見美)

年末にはいろいろとまとめのルーチンがある。年間に読んだ本の数、TVで放送された美術番組で出来栄えのよかったベスト5の選定、感動を与えてくれた大リーガーのプレイ、動画で何度も聞いた歌,そして出かけた展覧会のふりかえりとお気に入りの美術品のリストアップ。

心を奪われた美術品のなかでもとりわけ楽しい気分にさせてくれるのが女性を描いた絵。今年は3点がMy‘好きな女性画’に加わった。
★ ホイッスラーの‘白のシンフォニーNo.3’
★ ホドラーの‘ラルデの娘の肖像’
★ 鏑木清方の‘花見幕’

‘白のシンフォニーNo.3’はホイッスラーの画集でみているときは正直それほどぐっとくる絵ではなかった。ところが、横浜美で対面した瞬間、うわー!と思わず声がでた。こんなにいい絵だったの、という感じ。チラシの2面にこの絵が使われていたのも即納得、絵画の鑑賞はやはり本物と対面しないとダメだということをあらためて認識した。

ホドラー展の収穫の一つがこの少女の絵、ホドラーの肖像画では自画像がお気に入りだったが、この可愛らしい少女には200%KOされた。じっとみていたら、ボストン美にあるサージェントの3姉妹を描いた作品が頭をよぎった。

日本画で嬉しい出会いがあったのが鏑木清方、腹の底から惚れている清方の美人画はルノワールとともにMy‘好きな女性画’に多く登録されている。新たにメンバー入りをした‘花見幕’、心がとろけるようないい姿。

今年も拙ブログにおつきあいいただきましてありがとうございます。
皆様よいお年をお迎えください。


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