‘ディアナとアクタイオン’(1556~59年 スコットランド国立美)
‘海から上がるヴィーナス’(1520年頃 スコットランド国立美)
‘タルクィニウスとルクレティア’(1571年 フィッツウィリアム美)
これまで海外旅行をしたときは数回を除いて旅行会社の団体ツアーに参加し
て楽しんできた。はじめのころは決められたスケジュールのまま動いていた
が、回数が増えるにつれて以前出かけた名所観光はパスし美術館巡りにでか
かることが多くなり、追っかけていた美術品の鑑賞に多大のエネルギーを費
やしたす。
このアプローチは人気のツアー、たとえばパリ、ロンドン、フィレンツェ、
マドリード、NY、、でも見逃した作品がある以上まだ続けるつもりでいるが、
旅行会社がツアーのなかに入れてくれない都市については個人旅行で対応す
ることが必要になってくる。具体的な実行プランは進んでなく、アバウトに
街をイメージしている段階。
優先順位でいうとアメリカでは西海岸、LAとサンフランシスコ、ヨーロッパ
ならスイス、ドイツ、イギリスが上位を占め、関心の深い画家の名品を所蔵
している美術館のある都市に狙いを定めている。2010年以降出かけてな
いイギリスで頭に浮かぶ都市はラファエロ前派がみられるマンチェスターと
かティツィアーノ(1490~1576)の名画がどさっとみれるスコット
ランド国立美のあるエディンバラ。
エディンバラは仕事で一度行ったことがあるが、美術館へ寄る時間はなかっ
た。2年前スコットランド美の名品展(東京都美)が開かれたが、期待した
ティツィアーノはやはり無理だった。みたくてしょうがない‘三世代の寓意’、
‘ディアナとアクタイオン’、‘海から上がるヴィーナス’のほかにも‘ディアナと
カリスト’などがある。スコットランド美以外で狙っているのはなぜかまだ縁
がないルーヴルの‘兎の聖母’とケンブリッジのフィッツウィリアム美蔵の‘タル
クィニウスとルクレティア’。