今年も拙ブログをよろしくお願いします。‘芸術新潮’と‘日経おとなのOFF’で
得た今年国内の美術館でおこなわれる展覧会の情報によると、昨年同様、西洋
美術、日本美術ともに鑑賞意欲を刺激するものが多く揃っている。前半期待し
ているものをまとめてみた。
☆西洋美術
エゴン・シーレ展 1/26~4/9 東京都美
ルーヴル美展 3/1~6/12 国立新美
憧憬の地 ブルターニュ 3/18~6/11 西洋美
ルオー展 4/8~6/25 パナソニック汐留美
マティス展 4/27~8/20 東京都美
古代メキシコ 6/16~9/3 東博
☆日本美術
中国青銅器名品展 1/14~2/26 泉屋博古館東京
木米展 2/8~3/26 サントリー美
東福寺展 3/7~5/7 東博
重要文化財の秘密 3/17~5/14 東近美
椿椿山展 3/18~4/16 板橋区美
絵金展 4/22~6/18 あべのハルカス美
(注目の展覧会)
西洋美術で今年前半の目玉は東京都美で行われる‘エゴン・シーレ展’と‘マティ
ス展’。これで8月まで上野は大賑わいかもしれない。シーレについては件の
雑誌に気になる絵画が4点(1点はクリムト)載っているから、開幕が待ち遠
しい。4月に登場するマティスは前回の大きな回顧展(2004年 西洋美)
からだいぶ時が流れたので、存分に楽しみたい。
日本美術のほうは1/14からリニューアルされた泉屋博古館東京ではじまる
‘不変/普遍の造形 住友コレクション中国青銅器名品選’に関心がむかってい
る。やっとめぐってきた鑑賞機会、どんな名品が待ち受けているのだろう。
東博の‘東福寺展’は明兆が描いた‘五百羅漢図’が大きな楽しみ。4月あべのハル
カス美で行なわれる‘幕末土佐の天才絵師 絵金’はなかなかみれないものだか
ら、昨年に引き続き大阪へ出かけるかもしれない。