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復元された6本の巨大列柱と大形竪穴住居(縄文時代)
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‘板状土偶’(重文 前3000~2000年)
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‘土器’
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‘硬玉(ヒスイ)の大珠’
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‘縄文ポシェット’
1994年に発見され大きな話題になった三内丸山遺跡には関心を寄せてい
たが、青森からシャガールが巨大な舞台装飾画を見に来いと呼んでくれた
だけでなく瓢箪から駒がでるようにビッグなオマケまでつけてくれた。
青森県美のすぐ近くという申し分のない所に5000年前の縄文遺跡がある
のだから、野球でいうと豪華なダブルヘッターをみるようなもの。
遺跡で目を釘づけにするのが直径1mのクリの巨木を使った6本柱。高さは
15m、大型の高床建物という説や望楼、見張り台、柱を建て祭りを行った
というトーテム・ポール説などが議論されている。大形の竪穴住居は長さ
32m、幅10m。共同作業場とか集会所、冬の共同家屋が考えられている。
出土した土偶の数は1600点にのぼる。その板状土偶のなかに壊れないで
すべてが残っているいるものがあり、叫び顔を思わせるので‘叫ぶ土偶’と呼
ばれている。つくられたのは縄文時代中期の前3000年~前2000年の
頃。土器の形は三内丸山が栄えた縄文時代中期には前期に比べてだいぶ意匠
が装飾的になっている。
遺跡からは硬玉(ヒスイ)、黒曜石など産地が遠くにあるものが出土されて
おり、既に広範囲に交易が行われていたことを物語っている。ヒスイは新潟
県の糸魚川付近から運ばれてきたもの。そして、目が点になるのがおしゃれ
アイテムのポシェット。イグサ科の植物で織られていて、なかには半分に割
れたクルミが入っていた。