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Channel: いづつやの文化記号
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祝 レスリング女子 逆転勝ち連鎖で金3つ!

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Img 金メダルトリオ 69キロ級土性沙羅、58キロ伊調馨、48キロ登坂絵莉

Img_0001      勝利の定番セレモニー、監督担ぎをする登坂絵莉選手

今日からはじまったレスリング女子、いきなり金メダル3つを獲得した。拍手々!凄すぎる快挙をやってのけたのはオリンピック初出場の48キロ級登坂絵莉選手と69キロ級の土性沙羅選手、そして女子で史上初の4連覇を成し遂げた58キロ級伊調馨選手。

3人の優勝はいずれも逆転勝ち、こんなきわどい勝利が続けて3回もおこるなんてまったく神がかっている。吉田選手とともに女子レスリングの顔になっている伊調馨選手の4連覇が注目の的だったが、最軽量の48キロでも重いほうの69キロでも金メダルをとるとは想像してなかった。

しかもその勝ち方が感動的、相手に試合が終了する寸前までリードされながら、残り僅かな時間に効果的な技をきめ逆転する。応援するほうは敗けを覚悟しているのに最後の最後で試合をひっくり返す、本当にすごい闘争心。感動袋が3回もはちきれそうになった。

解説者の話に即納得した。選手たちは日ごろから6分間を戦いきるように猛練習を重ねているそうだ。そのため後半息が上がってくる外国の選手たちに比べ、最後まで体が動く。それで試合の終盤になってもポイントをとる技がくりだせる。素人にはきわどい勝利のようにみえるが、栄光の金メダルは豊富な練習量がもたらしたものだった。 

4連覇した伊調馨選手は今32歳、連勝を続けてこられたのは頑丈な体力を維持し技の鍛錬に努力を重ねてきたから。大きな怪我をせずオリンピックに体調のピークをもっていくのは大変なこと。これをもう4回も行ない、金メダルを獲得してきた。すばらしい!

アスリートの鏡みたいな存在になったが、2020年の東京大会まで選手を続けるのだろうか。強い選手が現れ敗けたら引退も仕方がないが、そういう状況にならない限りレスリングの道を究めてもらいたい。多くのファンはそう願っているにちがいない。


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